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8.30 無肥料栽培3年目の冬野菜の成功を祈ろう [自然農法:雑感]

(別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、チャレンジ自然農法に関するものは、このブログで再掲することにします。)

 何年かかろうとも無肥料栽培を何が何でも成功させたい。
 そういう思いで、無肥料栽培3年目の今期の冬野菜の作付けを始めた。
 過去2年の経験からして、有機肥料栽培のときと比べて、無肥料だと初期生育がのろいのが分かった。よって、何もかも早め、早めの作付け考えている。
 スタートはハクサイで、有機肥料栽培を含めて、ここ3年失敗している。よって、種蒔き(ポット苗づくり)を1週間早め、新たに別品種も栽培することにした。
 キャベツは昨年まで2、3回に分けて時差定植していたが、今年は最初の苗購入で1畝全部に定植することとした。そして、小さな玉しか巻かなかったから、密植することとし、昨年24株を今年は30株に増やした。
 通常の大根は、まだ種蒔き時期でないが、ビタミン大根(中まで緑色)は、昨年と同じ日になってしまったが、既に種蒔きし、今日、きれいに芽吹いていた。
 そして、今日、ブロッコリーとカリフラワーの苗を買ってきた。この2つは無肥料でも通常どおり生育し、まずまずの収穫があったから、例年どおり9月初めの定植とし、この2種類は娘や息子にしっかり送れるよう、従前の5割増しの作付けとする。
 さ-て、ここにあげた5種類の冬野菜、ちゃんと生育して高収穫となるのを祈ろう。
 天の神様、地の神様、各種野菜の神様、どうぞお恵みを与えたまえ。
 今後の冬野菜の作付けは、しばらくしてから大根、カブ、ホウレンソウ、小松菜の種蒔きが待っている。なお、春菊はコンパニオンプランツ(虫除け用)としてキャベツ類2畝の法尻に種蒔き済だし、後日ハクサイ畝にも同様に種蒔きする予定。
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無肥料自然農法による野菜の収穫状況(途中経過報告) [自然農法:雑感]

 2017年春に知った自然農法「たんじゅん農」。その後、河名秀郎さんが提唱する自然農法三浦伸章さんの「ガッテン農法」も知り、こうしたものも加えて、それらをよりどころとしながら、自分なりに無肥料自然農法を始めた。ただし、栽培の一部は引き続き慣行農法にし、また、急きょ農薬を使用したものもある。
 自然農法を始めて日が浅いから、まだ、その成功・失敗を論ずる段階に至っていないものの、途中経過報告的に野菜の収穫状況をここに記録しておく。

2018年12月23日現在の状況
(2019年3月3日、5月24日、6月16日、8月23日追記)

<須賀前畑・西から第1畝:サツマイモ&メロンの3列混植(中央列にメロン)>
2012年からサツマイモのみを連作し、17年は有機肥料を少なめに入れて栽培。
連作によりネコブセンチュウ被害がひどくなり、18年は作付けせず。
代わりにマリーゴールドを栽培し、農薬(ネマトリンエース)を撒いてすき込む。
19年に無肥料でサツマイモ&メロンの3列混植(中央列にメロン)。
メロンは通常収穫できた。

<須賀前畑・西から第2畝:白ナス>
17年は有機肥料栽培で、この年から冷床種蒔きになり、生育遅れで収穫大幅減。
連作を嫌うナスだが、18年から無肥料連作に挑戦。その収穫は前年を若干下回ったが夏季旱魃による収穫減のようであり、連作の影響はない感がした。
19年も無肥料連作とし、頂き物の早期育成苗での栽培。生育は非常に悪く、実の付きようも少ない。

<須賀前畑・西から第3畝:トマト&ブロッコリー・カリフラワーの二毛作>
17年トマトから無肥料栽培で、この年から冷床種蒔きになり、生育遅れで収穫大幅減。後作のブロッコリー・カリフラワーは無肥料ながら極めて順調で豊作。
連作を嫌うトマトだが、18年の無肥料連作トマトの収穫は、前年を若干下回っただけ。後作のブロッコリー・カリフラワーは無肥料ながら極めて順調で豊作。
19年夏作はトマト3連作目の無肥料栽培。生育は非常に悪く、実の付きようも少ない。

<須賀前畑・西から第4畝:メロン&大根2品種の二毛作>
17年メロンは有機肥料栽培で、後作の大根から無肥料栽培。
17年産大根は無肥料としたが、2品種(ビタミン大根と普通の大根)とも豊作。
18年メロンは無肥料・連作にもかかわらず17年を超す豊作。これは梅雨明けが早く、その後の雨なしで畑が乾いた影響が大きかったからだろう。
18年産ビタミン大根は初期の虫食いが激しく不作となったが、虫食いが少なかった株は前年並みに生育。
18年産普通の大根は大半が生育不良。暖かい晩秋が続き、当地ではどこも大根が大きくなりすぎて困っておられるのに…。残留肥料がスッカラカンになったからのようだ。
19年夏作はメロンの3連作目の無肥料栽培。メロンは通常収穫できた。

<須賀前畑・西から第5畝:トマト&キャベツの二毛作>
17年トマトから無肥料栽培で、この年から冷床種蒔きになり、生育遅れで収穫大幅減。
17年産キャベツの第1弾は無肥料ながら豊作、第2弾は早く寒くなり生育不良で不作。
連作を嫌うトマトだが、18年の連作トマトの収穫は前年を若干下回っただけ。
18年産キャベツの第1弾は玉が小さい。残留肥料がスッカラカンになったからか。第2弾のほうが成績が良くなったのは不思議なものだが、品種の違いか。
19年夏作はトマト3連作目の無肥料栽培。生育は非常に悪く、実の付きようも少ない。

<須賀前畑・西から第6畝:オクラ(→白ナス)>
17年に、この年から冷床種蒔きになった白ナスを有機肥料栽培した跡地。
18年オクラは、残留肥料があろうに、明らかに生育不良になってしまった。でも、実の生りは順調にいって例年作となり、虫害は例年より少ない。
19年は再び白ナスに戻し、無肥料。生育は非常に悪く、実の付きようも少ない。

<須賀前畑・西から第7畝:イチゴ>
16年秋の作付けからイチゴの連作畝とし、17年秋の作付けからは無肥料としたが、連作初年の18年収穫は前年以上の豊作。
3連作目の19年収穫は前年並みに豊作。無肥料2年目でもあり、上出来。

<須賀前畑・西から第8・9畝:エンドウ・タマネギ交互作&空き畝でカブ・大根>
16年秋作付けは有機肥料栽培のタマネギ2畝で、17年初夏に収穫。
17年秋の第8畝作付けは無肥料でエンドウ。大半が晩秋の冷え込みで芽吹かず、18年春の種蒔きとなり、凶作。無肥料の影響は全く分からず。
後作に18年カブ・遅蒔き大根を無肥料栽培。カブはいたって順調に生育。遅蒔き大根は第4畝の大根より成育が悪く、ここも残留肥料なしの影響か?
17年秋の第9畝は休耕し、一部を貸し畝とした。その畝で18年秋にエンドウを種蒔きし、無肥料栽培で19年初夏に平年並みの収穫を得たが、残留肥料はあったであろう。ところが、畝の北のほう4割(貸し畝の場所)は生育悪く収穫も少量。その原因は、畝づくりのときに生の野菜残骸を埋め込んだからと思われ、19年6月に深く掘り、地盤改良を行なった。

<須賀前畑・西から第10畝:カボチャ・ハクサイの二毛作>
17年にカボチャを有機肥料栽培。後作にハクサイを無肥料栽培したが、イマイチの出来で、前年(有機肥料栽培)並みに小さく玉の巻き方も悪い。種蒔き時期が遅かったり、品種の影響もあろう。
18年夏は無肥料でカボチャを連作。生育が非常に悪く、生りもうんと悪い。原因は肥料欠乏だろう。
後作の18年ハクサイも同一品種で栽培。ハクサイは肥料を欲しがるとのことで少々牛糞堆肥を入れる。初期の虫食いが激しくて出遅れ、出来は前年並みで、玉はほとんど巻かず。
19年夏は無肥料でカボチャを連作。前年同様の生りようで不作。

<須賀前畑・西から第11・12畝:エンドウ・タマネギ交互作&カブ・大根の二毛作>
16年秋作付けは、第11・12畝の第11畝寄りにエンドウ1畝有機肥料栽培で、17年初夏に収穫。
17年秋の作付けは無肥料でタマネギ2畝を栽培し、18年初夏に収穫したが、玉が小さく不作。前年のタマネギは第8・9畝に有機肥料栽培で作付けしたが不作であり、18年初夏収穫は同程度の出来であったから、肥料欠乏だけの原因ではなかろう。
18年秋の作付けは無肥料でタマネギ2畝を連作。タマネギも肥料を欲しがるようで、昨年以上に地上部の出来が悪かったが、玉は昨年並みの大きさとなった。

<須賀前畑・西から第13畝:むかごからの山芋2年がかり栽培>
17年むかごからの山芋2年がかり有機肥料栽培を行い、18年秋に収穫。
19年も同様にむかごからの山芋2年がかり栽培であるが、無肥料で行う。

<須賀前畑・西から第14・15畝:サツマイモ&メロンの混植で連作>
17年はサツマイモ&メロンの3列混植(中央列にメロン)でメロンのみ有機肥料。
18年は連作で無肥料。メロンは気候が好条件(梅雨明けが早く、旱魃)であり、残留肥料もあってか豊作。サツマイモも例年作。連作によりネコブセンチュウ被害がひどくなり、サツマイモ収穫後、農薬(ネマトリンエース)を撒いてすき込む。
19年も連作するが、第14畝のサツマイモは休み、メロンの収穫後に第14畝全体にネコブセンチュウ対抗植物(コブトリソウ)を種蒔きする。
第14・15畝ともにメロンは通常収穫できた。

<須賀前畑・西から第16畝:山芋単年栽培>
17年は有機肥料栽培で山芋作付け。
18年は無肥料連作で山芋作付け。3割減の収穫となったが、原因は無肥料連作のせいもあろうが、高畝のため夏の旱魃被害もあったかもしれない。
19年も無肥料連作で山芋作付け。

<須賀前畑・西から第17・18畝:ネギ>(有機肥料での慣行農法)
当地特産の「徳田ねぎ」の連作作付けであるが、土寄せなどで毎年大きく土をかき混ぜるので、「たんじゅん農」に適さないと思われ、従前どおり有機肥料での慣行農法。

<須賀前畑・西から第19畝:むかごからの山芋2年がかり栽培>
17年までグラジオラス栽培で、施肥は少ない。この畝を深く掘り、18年から無肥料で山芋2年がかり栽培に着手。19年秋に第1回収穫予定。

<須賀前畑・ヤーコン専用畑>
07年からヤーコンを連作し、基本的に有機肥料栽培。当初は同じ位置に畝立てしていたが、16年産からヤーコン残骸などを畝間に敷き込み、畝間に翌年の畝立てし、16年は豊作。17年は有機肥料控え目の栽培としたところ、夏の天候不順のせいか不作。
18年は無肥料栽培したところ大凶作。これは異常な猛暑の影響が大きかろう。
19年も同様にヤーコン無肥料栽培。ただし、1畝減らし5畝に。

<須賀前畑東区画・東から第1畝:白ナス(→オクラ)>
17年オクラを有機肥料栽培した畝で、18年は白ナスを無肥料栽培。
17年の白ナスは別の畝での有機肥料栽培で、この年から冷床種蒔きになり、生育遅れで収穫大幅減となり、18年無肥料栽培のこの畝の白ナスの収穫量は前年を若干下回ったが、それは夏季旱魃の影響であろう。
19年は再びオクラに戻し、無肥料栽培。18年同様に明らかに生育不良になってしまった。でも、実の生りは順調にいって例年作となり、虫害は例年より少ない。

<須賀前畑・東から第2畝:ニンジン>
17年は有機肥料栽培のニンジンで夏収穫、秋冬収獲とも普通作。
18年は連作・無肥料栽培。夏収穫の半畝は、無肥料、連作、旱魃の3つの悪条件が重なったからだろう、凶作。秋冬収獲の半畝は、無肥料、連作の悪条件ながら、成育スピードは落ちるも、結果的には普通作となった。
19年も同様に2回に分けてニンジン連作無肥料栽培。夏収穫の半畝は事前に深く掘り、土壌改良しておいた。そうしたところ、前年より高収穫であったが、前々年の有機肥料栽培に比べると出来は悪い。

<須賀前畑・東から第3畝:紫ナス&枝豆半々→19年から紫ナスのみ>
17年は有機肥料栽培で南に紫ナス、北に枝豆を半畝ずつ。
18年は無肥料で、場所をひっくり返して作付け。紫ナスは無肥料のせいか生育が悪く、また、梅雨明け後の旱魃で凶作。枝豆は前年同様に豊作。
19年は引き続き無肥料で1畝全部紫ナスを作付け。生育が非常に悪く、凶作。

<須賀前畑・東から第4畝:アスパラガス>
18年までヤーコン第6畝の栽培、18年は無肥料。
19年にヤーコンの半畝を使い、アスパラガスの苗を無肥料で植え、初栽培に挑戦。

<須賀前畑・東から第5畝:山芋2種類>
18年までヤーコン第6畝の栽培、18年は無肥料。
19年にヤーコンの半畝を使い、新規2品種を無肥料栽培。

<自宅前畑・北東区画第1畝:夏冬二毛作>
17年夏はキュウリ第1弾、冬は菊菜を有機肥料栽培。
18年夏は十六豆第1弾を無肥料栽培し、非常に好成績を収めた。
18年冬は小松菜第1弾を無肥料栽培し、非常に好成績を収めた。
19年夏は連作十六豆第2弾を無肥料栽培、非常に好成績を収めた。

<自宅前畑・北東区画第2畝:夏冬二毛作>
17年夏は十六豆第1弾、冬は小松菜を有機肥料栽培。
18年夏はキュウリ第1弾を無肥料栽培し、平年並みの成績を収めた。
18年冬はホウレンソウを無肥料栽培し、芽吹きは悪かったが平年並みの生育。
19年の夏はキュウリ第1弾を無肥料栽培。不作であった。
キュウリ第1弾が終わったところで、両側にトウモロコシ第4弾を作付け。

<自宅前畑・北東区画第3畝:ニンニク>
17年秋に有機肥料栽培でニンニク苗を植え付け、18年初夏に収穫。
18年秋に無肥料(ただし草木灰を後から振る)でニンニク苗を植え付け、順調に生育し、前年並みの収穫を得た。
19年夏にニンニク跡にトウモロコシ第3弾を無肥料栽培。生育は悪かったが、それなりの収穫を得た。

<自宅前畑・北東区画第4畝:夏冬二毛作>
17年夏はトマト、冬はビタミン大根を有機肥料栽培。
18年夏はトウモロコシ第1弾を無肥料栽培。トウモロコシ栽培は初めてだから、はっきり言えないが、肥料不足のトウモロコシになってしまったという感じ。
18年冬は小松菜第2弾を無肥料栽培。暖冬につき生育は良かったが、やや不作。
19年夏はトウモロコシ第1弾を無肥料栽培。昨年同様に不作で、第3畝より不作。

<自宅前畑・北東区画第5畝:夏冬二毛作>
17年夏は枝豆を有機肥料栽培で2期作。冬作はなし。
18年夏はトマト(接木苗)で無肥料栽培。前年同様にやや不作。
18年冬は菊菜を無肥料栽培。暖冬につき生育は良好。
19年夏はトマト(接木苗)を無肥料栽培。非常に不作。

<自宅前畑・北西区画第1畝:ピーマン>
17年夏からピーマンの一毛作とし、有機肥料栽培。
18年夏のピーマンは連作・無肥料栽培で、収穫状況は昨年よりも良い感じがするが、購入苗の質によることも考えられる。
19年夏もピーマンを無肥料栽培。生育がとんと悪く、凶作。

<自宅前畑・北西区画第2畝:夏冬二毛作>
17年夏はキュウリ第3弾、冬は小松菜を有機肥料栽培。
18年夏はキュウリ第3弾を無肥料栽培。毎年第3弾は不作のことが多いが、葉の色も薄く、前年以上に凶作。
18年冬はホウレンソウ第2弾を無肥料栽培。生育初期から部分的に葉が黄色い。そこで、完全な自然農法とはならないが、全体に草木灰を散布するも全く効果はなく、小さなままでとうだってしまった。第1弾は調子良かっただけに、どうしたことだろう。土質の影響か、種蒔き時期が遅かったのか。
19年夏はキュウリ第3弾を無肥料栽培。生育がとんと悪い。

<自宅前畑・北西区画第3畝:夏冬二毛作>
17年夏は枝豆、冬はカブを有機肥料栽培。
18年夏は枝豆第1弾を無肥料栽培し、平年作。
18年冬はネギを種蒔きし、無肥料で育苗。生育が良くなく、草木灰を振った。
19年夏は枝豆を無肥料栽培。平年作。

<自宅前畑・北西区画第4畝:夏冬二毛作>
17年夏は枝豆、冬は菊菜を有機肥料栽培。
18年夏はトウモロコシ第2弾を無肥料栽培。第1弾より成育はうんと悪かった。
18年冬はソラマメを種蒔きし、順調に生育したが、花が流れたようで、ほとんど実が付かず、無収穫。
19年夏はトウモロコシ第2弾を無肥料栽培。生育は悪かったが、それなりの収穫。

<自宅前畑・北西区画ミニハウスの枠寄り:ゴーヤ>
15年からここでゴーヤを有機肥料栽培するも、土壌がバンバンでやせており、不作。
18年は無肥料。前年より初期育成が悪く、若干の不作。収穫後に硬盤起こし。
19年もここで無肥料栽培するも、昨年より成育が悪く、凶作。

<自宅前畑・南区画東第1~4畝:サツマイモ・メロンの交互作付け一毛作>
16年に樹木畑を開墾し、有機肥料栽培でサツマイモとメロンの混植を開始。
17年は奇数畝にサツマイモ、偶数畝にペポカボチャを有機肥料栽培。
18年は奇数畝にサツマイモ、偶数畝にメロンを無肥料栽培。メロンは豊作。サツマイモは普通作だが、ネコブセンチュウ被害が大きくなった。
19年は偶数畝にサツマイモ、奇数畝にメロンを無肥料栽培。メロンは豊作。メロン跡にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウを種蒔き。

<自宅前畑・南区画中央3畝:里芋>
17年は里芋を有機肥料栽培。種芋保存に失敗し、粗悪品での栽培につき不作。
連作を極度に嫌う里芋だが、18年は無肥料連作。良品の種芋を植え付けたが、生育は悪かったものの、まずまずの収穫ができた。
19年も同様に無肥料連作。良品の種芋を植え付けたが、生育は昨年並みに悪い。

<自宅前畑・南区画西第1畝:夏野菜一毛作>
17年はキュウリ第2弾を有機肥料栽培
18年は十六豆第2弾を無肥料栽培。好成績を収めた。
19年は十六豆第1弾を無肥料栽培。凶作に終わった。

<自宅前畑・南区画西第2畝:夏野菜一毛作>
17年は十六豆第2弾で有機肥料栽培
18年はキュウリ第2弾で無肥料栽培。肥料欠乏で葉が黄色く、品種のせいもあり凶作。
19年はキュウリ第2弾で無肥料栽培。不作に終わった。

<自宅前畑・南区画西第3畝:夏野菜一毛作>
17年は夏キャベツと夏大根を有機肥料栽培
18年は夏大根を無肥料栽培。第1弾は好成績。第2~3弾は猛暑で溶けて無収獲。
19年も夏大根を無肥料栽培。第1~2弾は好成績。第3弾は不作。

<自宅前畑・南区画西第4畝:夏野菜一毛作>
17年はチマサンチュを有機肥料栽培。
18年は夏キャベツを無肥料栽培。第1弾は好成績。第2~3弾は猛暑で不作。
19年も夏キャベツを無肥料栽培。第1~2弾ともに不作。

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8.7 雑草は刈るべきか、刈らざるべきか、それが問題だ [自然農法:雑感]

(別立てブログで投稿した記事ですが、このブログに関りが深いので再掲します。)

 畑の雑草が物凄い勢いで繁茂してきている。梅雨明けが遅れたのと植物にとって好都合な暑さで、そのような現象が起きる。 
 無肥料栽培を始めて2年経ち、基本は雑草との共生ということなるが、雑草がなくても無肥料栽培ができたりするから、これまた理解するのが難しい。
 過去に雑草との共生、つまり放任栽培して大失敗したのは菊畝である。菊はけっこう背が高くなるから雑草に負けんだろうと放置しておいたら、菊の下のほうの葉が皆、枯れてしまい、ひょろ長くなって、雑草が枯れるとともに菊も枯れてしまった。多年草の菊であるから、春に根元から新たな芽吹きがあろうと高をくくっていたら、なんの、大半が芽吹かずじまい。
 成功した例もある。それは3、4年前から雑草との共生を図っているヤーコンである。けっこう大きく生育するヤーコンであり、雑草とどっこいどっこいの高さになる。暑さに弱いヤーコンであり、雑草が適度な日陰を作ってくれ、日射を緩和してくれるし、地温上昇を食い止めてくれる。お盆頃から雑草が枯れ始め、ヤーコンが優勢となり、さすが下葉は完全な陰になって枯れてしまっているも、その後、脇芽もどんどん出し、立派に生育し、収穫量も多くなるのである。
 もっとも、6月にヤーコンが雑草に負けそうになり、草刈機でざっと1回草刈りしたが、7月にはやっていない。過去、7月にも草刈りしたことが多いが、今年は止めにした。きっと、これでうまくいくだろう。
 さて、里芋をどうするかである。
 これも6月にざっと草刈りしたが、雑草が繁茂してきている。ヤーコンは土の湿り気を嫌うから高畝にしており、真夏の日照りで雑草が枯れ始めるのだが、里芋は湿り気を求めるから低畝にしてあり、これからますます雑草が繁茂することだろう。今のところ、里芋の葉っぱは雑草に勝っており、お日様が十分に当たり、光合成は進むだろう。
 しかし、これだけ雑草が繁茂していると、雑草の根っこも物凄いだろう。里芋の根っこと絡み合いすぎてはいまいか。そして、里芋は栄養吸収が不十分となろう。現に、この時期に至っても小さなままで、大幅な生育不足だ。
 原因の一つに、慣行農法(施肥栽培)では連作障害がでるから里芋は4年は空けよというが、3年目の連作に入った里芋であり、無肥料は2年目で、土壌細菌がまだ適正化されていないがために連作障害も出ていよう。もう一つは、やはり雑草の根っこが高密度になっているからではなかろうか。
 そこで、今日、鎌で大雑把に、株周りはていねいに、草刈りをし、刈った雑草を畝に敷いておいた。こうなれば、少なくとも株周りの雑草は死に絶え、その根っこは枯れて土壌細菌の格好の餌となり、里芋の生育に好都合となろう。
 そう考えて草刈りしたところである。
 これがうまくいくかどうか、いやいや放任しておいてもよかったのかどうか。3畝もあるのだから、草刈りする畝、放置する畝と、比較実験すればいいものを、昨年と同様に全部草刈りしてしまってから、そう思うという、なんとアホな小生の頭。
 今のところ、去年より育ちがうんと悪い今年の里芋である。今年は梅雨が長く、土がよく湿っていたから、里芋に好都合で、去年より大きく育っていいはずなのだが、連作障害がためか、去年より小さい。これじゃあ里芋がほとんど採れないのでは?
 一方、くず芋を放っておいた堆肥場では、景気よく大きく育っている里芋である。こちらで、どっさり里芋が収穫できそう。なんとも皮肉だ。
 無肥料栽培というものは、なんとも悩ましい。来年はもうちょっと利口になって、比較実験せにゃいかんですなあ。ちゃんと頭を使って。
  
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