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12.19 やっと5年ぶりに玉を巻きだしたハクサイ [自然農法:雑感]

(別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、チャレンジ自然農法に関するものは、このブログで再掲することにします。)

 おふくろがハクサイを栽培していた頃は、毎年きれいに玉が巻いたハクサイが豊作続きであったのだが、小生がバトンタッチして以降、段々立派なハクサイが採れなくなった。その原因は、ハクサイ栽培はけっこう難しいようではあるが、農薬を減らしたり、全く使わなくなったからであろう。
 そして、肥料をとても欲しがるハクサイであるが、微肥料にしたり無肥料にしたりして栽培し始めたものだから、それが追い打ちをかけて、散々な出来がここ4年(微肥料・無肥料はここ3年)連続して続いている。
 しつこく無肥料・無農薬を続けた今年。種蒔きして育てた苗が、畑に移植後、ほとんど虫に食われてしまい、苗屋さんに行って1ケース苗を買い、植え直しを行ったところ、この苗がすぐれものであったのであろう、非常に調子良く生長してくれている。
 ここ4年は生育不良で全然玉を巻かなかったのが、今年は少しずつ玉を巻きかけてきた。もっとも、おふくろが栽培していた頃は、今頃しっかり玉を巻いていたと思うが、そこまではいっていない。でも、玉を巻きかけたハクサイにお目にかかるのは実に5年ぶりのこと。
 今までは、今年も現時点ではそうだが、ハクサイならぬアオサイ(青菜)しか収穫できず、寂しい思いをしてきたのだが、今年は、年が明けた頃には正真正銘のハクサイに変身してくれるのではなかろうか。そう期待している。
 今日、畑に行って2玉収穫したのだが、まだまだアオサイの様相を示してはいるものの、巻きかけた玉の奥のほうはハクサイになってはいまいか。なんて思ってみたりしたものの、そうは葉緑素が抜けない。やはりアオサイであったものの、おいしく鍋料理に使わせていただけた。
 なおかつ、女房が言うには、無農薬にもかかわらず虫は全然はいっていなかったとのこと。これなら誰に差し上げても問題ない。もっとも、ハクサイに変身してからでないとだめではあるが。

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