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自然農法:ハクサイをカボチャとの二毛作で連作・無肥料(21年から減肥料)無農薬栽培 [自然農法:ハクサイ]

 このブログ「チャレンジ自然農法」は、2017年春に知った「たんじゅん農」(=炭素循環農法)を主な拠りどころとしています。その「たんじゅん農」の詳細は、サイト「百姓モドキの有機農法講座」 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html をご覧ください。
 なお、「たんじゅん農」の概要と、その後に知った河名秀郎さんが勧めておられる無肥料・無農薬の「自然栽培」の概要については、このブログの最初の記事をご覧ください。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培との出会い」

「たんじゅん農」に出会う少し前(2016年晩秋から翌春)に、畑全体のネコブセンチュウ対策に取り組んだ。これは、場所によってはサツマイモにけっこうな被害が出ていて、ずっと畑全体で輪作していたから、空いた畝に順次、土壌改良菌剤と藁を入れ込んだところである。
 使用した土壌改良菌剤は、「粒状YKD」(線虫捕食菌、繊維分解菌を含有)と「バイオS5」(繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有)であり、「粒状YKD」の説明書に「稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよい」とあり、そうした。また、1回の処置でネコブセンチュウは根絶できず、翌年、半量を同様にすき込むよう書かれていた。
 1回の処置で、どの程度の効果がでるか、2017年晩秋にサツマイモを掘ってみたところ、ほとんどその効果は感じなかった。また、「たんじゅん農」がうまくいけば、ネコブセンチュウもいなくなるとのことであるから、土壌改良菌剤の投入はこれまでとする。また、「百姓モドキの有機農法講座」に、“EM菌を1回だけ使う方法もあるが、よく知って使わないと逆効果となり、素人は手を出さないほうがいい”旨書かれていたから、なおさらである。「粒状YKD」と「バイオS5」が「EM菌」とどう違うのか知らないが、似たような感じがし、少々心配である。

 ところで、「百姓モドキの有機農法講座」には「窒素を多く含むものは絶対避けること。高炭素素材を入れ込むことがポイント」と書かれている。一番のおすすめは廃菌床(茸栽培の残渣)、ついでトウモロコシの残骸や麦藁などであり、稲藁もまずまず使える、となっている。うちでは廃菌床は容易には手に入らないし、トウモロコシも麦も栽培したことはないし、破砕機もない。たっぷり簡単に手に入るのは刻み藁であり、これでいくことにした。ネコブセンチュウ対策でもけっこうな量を入れ込んだから、正解ではなかったろうかと、ひそかに思っている。

 さて、ハクサイの栽培であるが、無肥料栽培に変更する前、2、3年、品種の選定がまずかったこともあって、有機肥料栽培であっても玉が巻かないなど不作に終わっていた。
 加えて、ハクサイとカボチャの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培に挑戦したのだが、偶然にも、どちらも特に肥料を欲しがる野菜であり、当初は苦戦を強いられ、初期は微肥料で取り組むこととした。

<2017~18年冬作:ハクサイ>
 夏作のカボチャまで慣行農法で栽培(苦土石灰と有機肥料をはつり込み)してきた。
 しかし、今冬のハクサイ栽培からはカボチャとの二毛作とし、同じ畝で連作栽培することとし、無肥料で行うこととした。2017年9月初めにカボチャ跡の広幅畝をハクサイ用に使うこととし、まずは東法面を鍬で溝立てし、カボチャのツル、敷藁、雑草の枯れたものを手で軽く埋め込み、鍬で土寄せ。西法面も同様に措置。これらの枯草は肥料というよりも土壌細菌の餌となるもの。
 9月半ば過ぎには種蒔きして作ったハクサイのポット苗を定植。残留肥料が濃厚にあるだろうから生育も順調で青々と育った。ただし、天候不順と低温そして品種の選択が悪く、玉が巻かなかった。なお、玉が巻かないのは有機肥料栽培の前年も同様であった。

<(参考)2018年夏作:カボチャ>
 3月にハクサイの残骸を鎌で切り刻み、畝にばら撒き、刻み藁を若干ばら撒き、腐敗(発酵)を促すために、鍬で畝間から土を削って被せる。この作業手順により、かなり高畝となってしまった。
 カボチャ畝の西隣はエンドウ用の畝2畝であり、4月にその畝の位置を少々ずらす必要があって、カボチャ畝との間隔が少し広まった。そして、エンドウ畝で残土が出たので、カボチャ畝を少し西側に削り落とし、浮き出ている刻み藁やハクサイの残骸とともにその残土でもって埋め込んだ。これでカボチャ畝は幅広の適度な高さの畝となった。
 5月6日に購入苗(品種はロロン)を無肥料で13株作付けした。昨年に比べてツルの伸び方に勢いもないし、葉も元気さがない。8月になっても昨年とは生育がまるで違う。そして、昨年初めてロロンを栽培したときは1株に3個強の実が付いたが、今年は1株に1個(あるいはゼロ)と大幅に減ってしまった。8割の減収だ。
 カボチャは連作できるし、今年は5月と6月に雨が多くて湿気を嫌うカボチャではあるものの、これほど極端な生育不良にはならないであろう。やはり各段に肥料を欲しがるカボチャゆえ、無肥料がたたったからに違いない。

<2018~19年冬作:ハクサイ>
 8月に、広幅畝の中央と畝の両サイドに枯れたカボチャの残骸と枯草の埋め込み、そして、畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10~15cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行った。
 まず、畝の中央を溝立てし、スコップで畝起こしもどきを行い、少々土が浮き上がったので、テンワでその土を両側に削り退けてから枯草などを埋め込んだ。次に、畝中央に枯草を埋め込んだ両側2列分をスコップで畝起こしもどきを行い、ハクサイを2列植えできるようにしておいた。
 8月26日に1列は種を直播し、1列は苗を育苗して後日定植するが、育苗苗の畝は有機肥料の少量施肥と施肥なしを半々にし、比較実験することとした。
 ところが、その後、今年は初期の虫食いが激しく、絶えた株がけっこうあり、予備苗を移植したり、追加ポット苗づくりを行なったりして、当初目論んだ比較実験はできなかった。
 こうしたことから、出遅れて生育が悪く、かなり不作となり、無肥料(あるいは少量施肥)の影響はよく分からない結果となった。

<(参考)2019年夏作:カボチャ>
 前作のハクサイ収穫後、畝の整備は特にせず、5月にカボチャの購入苗「ロロン」を10株定植。その後の生育具合は昨年並みに悪かったが、収穫量は昨年の倍となる。でも、有機肥料栽培時に比べれば、6割の減収と出来は悪い。
 昨季と今季のカボチャ栽培法に格別に違いはないのだが、今季は休耕田から持ち込んだ枯草を敷いた(昨年は何も敷かなかった)。カボチャの根は浅く広く伸びていっていたから、敷いた枯草はどれだけも分解されていそうになかったが、少しは分解し、それが栄養となって、収穫量が昨年の倍になったのかもしれない。

<2019~20年冬作:ハクサイ>
 カボチャも肥料を欲しがるが、ハクサイもそうだ。そこで、今季のハクサイは若干の施肥栽培とすることとした。白菜は2品種で各1列、計2列植えするから、その位置に鍬で溝立てし、バーク堆肥(1列約10mにバーク堆肥20kg)を撒き、手で軽く土と混ぜながら埋め戻し。次に、広幅畝の峰、両サイドに鍬で溝立てし、枯草を手で埋め戻し、畝が完成。
 9月8日に育苗したハクサイ苗(「松島新二号白菜」と「愛知白菜」)を定植。
 9月半ば過ぎから、けっこう虫に食われ、予備苗を欠損箇所に移植するも、一部歯抜けとなる。その後、しばらくして虫食いが止まったようで、まずまず順調に生育するも、玉は巻かず、不作に終わった。品種の選択が悪いのと減肥料栽培によるからだろう。

<(参考)2020年夏作:カボチャ>
 4月に畝全体をスコップで畑起こしもどきを行ないつつ、ハクサイの残骸や枯草をスコップを刺した時に生ずる隙間に小々押し込む。最後に、残っていた牡蠣殻粉末を土壌改良剤として地表に小々ばら撒く。(本当はスコッ刺した時に生ずる隙間に撒いたほうが良かったろうが)
 4月27日に購入した苗(ロロン)12株を植え付け。生育はここ2年と変化はなく、有機肥料栽培時と比べると貧相なものだ。出来は昨年並みと思われるが、今年は梅雨の長雨で腐りやすい。総収穫量は、大:14個(うち少々腐り2、腐り5)、小6個(うち未熟4)と不作に終わった。

<2020~21年冬作:ハクサイ>
 8月にカボチャの残骸や雑草は大半を隣の畝に退け、スコップで畑起こしもどきを行ない、牡蠣殻粉末をたっぷり入れ込み。
 玉が巻くのを期待して品種を入れ替え、種蒔きから苗づくりし、定植するも、今年はひどい虫食いに遭い、ほぼ全滅。そこで、遅掛けにハクサイ苗(随分と大きな苗で追い付きそう)を購入し、植え直しを行った。
 その結果、苗が良かったのだろう、ここ2年より成育は良く、12月下旬にビニール紐で鉢巻きをする必要はあったが、ちゃんと玉を巻いてくれた。有機肥料栽培時のようには大きな玉にはならなかったが、まずまず満足のいく成育となった。
 なお、無肥料のせいか、玉に虫が潜んでいるものは数少なかった。

<(参考)2021年夏作:カボチャ>
 今年のカボチャは、昨年までのロロン苗購入栽培に代えて、飛騨名物の「宿儺(すくなorすぐな)カボチャ」(高山市丹生川町特産の、見た目はヘチマのように長細い形をしたカボチャで高級品)を種蒔きから栽培することとし、ハクサイ終了後、スコップで畑起こしもどきを行なっておいた。

<2021~22年冬作:ハクサイ>
 8月8日に前作のカボチャを撤去し、草刈機で丁寧に草刈りしておいた。10日に畝の両サイドに鍬で溝を掘り、カボチャの残骸や枯草を埋め込んでおいた。11日にスコップで畑起こしもどきし、9月1日に炭灰を畝全体に散布。
 9月12日に苗を40株植え付け。今年は微肥料栽培とし、大きく穴を空け、炭の灰を軽く1握りと牛糞堆肥を両手でつかんで入れ、かき混ぜてから植え付け。牛糞堆肥の量は1株に0.5リットル弱程度入れ込み。
 炭灰はさほど効果はなかったと思うが、牛糞堆肥が利いたようで、今までよりずっと出来が良くなった。有機肥料栽培時とそれほど変わらぬ出来だ。


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自然農法:冬キャベツを夏大根との二毛作で連作・無肥料無農薬栽培(自宅前の畑) [自然農法:冬キャベツ]

 このブログ「チャレンジ自然農法」は、2017年春に知った「たんじゅん農」(=炭素循環農法)を主な拠りどころとしています。その「たんじゅん農」の詳細は、サイト「百姓モドキの有機農法講座」 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html をご覧ください。
 なお、「たんじゅん農」の概要と、その後に知った河名秀郎さんが勧めておられる無肥料・無農薬の「自然栽培」の概要については、このブログの最初の記事をご覧ください。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培との出会い」

 「百姓モドキの有機農法講座」には、「窒素を多く含むものは絶対避けること。高炭素素材を入れ込むことがポイント」と書かれている。一番のおすすめは、廃菌床(茸栽培の残渣)、ついでトウモロコシの残骸や麦藁などであり、稲藁もまずまず使える、となっている。うちでは、廃菌床は容易には手に入らないし、トウモロコシも麦も栽培したことはないし、破砕機もない。たっぷり簡単に手に入るのは藁(一部は刻み藁)であり、これでいくことにした。

 自宅前の畑は、南側が空いているだけで3方は建物が建っていて風通しが悪い。よって、多くの野菜には病害虫が付いたりして育ちが悪い傾向にあり、夏大根もそうだ。
 でも、南区画は東側にお寺の大木、西側に工場倉庫があり、かなり日射が遮られるから、真夏の日照りが避けられ、夏大根にとっては、まずまずの気象条件となろう。
 夏大根はここ数年、有機肥料栽培してきたが、なかなかうまくいかない。ましてや無肥料栽培となると、より難しくなろう。土壌細菌叢の健全化に期待しつつ、より適した品種の選択をせねば、夏大根は望みなしとなる。

 冬キャベツは須賀前の畑でのみ栽培していたが、2020年から自宅前の畑の南区画の西側でも栽培することとした。
 南区画の西側は、2016年に8畝に直し、交互に1年休ませての作付けとしたが、2018年からは5畝で固定することとしたので、全面的に畝の立て直しを行った。
 冬に予定畝位置に刻み藁をばら撒き、ビッチュウで起こしながら枯草とともに混ぜ込んだ。次に鍬で粗畝の法面に溝立てし、藁を敷き込み、埋め戻す。これを両サイドとも行い、最後に畝間を削り上げて畝整形。
 「たんじゅん農」を行うに当たっては、土はあまりいじらないほうが良いとのことであり、こうした藁を敷き込んでの畝作りは今回だけとする。土壌菌が健全な状態になるのに、うまくいって0~3年かかるとのことであり、是非そうなってほしいものである。
 2020年の冬キャベツを作付けする前は次のとおり夏大根を一毛作で栽培。

<(参考)2018年:夏大根>
 1畝約7mを3分割し、時差栽培することにした。
 残留肥料もあろうから、まずまずの生育をみ、第1弾は昨年と同等の高収穫を得た。しかし、第2弾以降は夏の猛暑で凶作なり、溶けて消滅したりして、さっぱりであった。

<(参考)2019年夏大根>
 昨年産を収穫以降、雑草の草刈りをしたり、休耕田から枯草を持ち込んだりしただけで、土はいじらず、3月9日、3月31日、5月6日の3回に分けて種蒔きした。
 3月種蒔きの2回については、満足の行く成育であったが、5月種蒔きは遅すぎて生育不良となり、さっぱりであった。

<参考)2020年夏大根>
 畝は全くいじらず、3月9日(「アタリヤ 春大根(品種:若宮二号)」)と4月6日(昨年(一昨年?)の残り種「夏大根」)を種蒔き。
 どちらも生育は非常に悪く、早々にとう立ち。小さなもの数本の収穫で終る。

<2020~21年冬キャベツ>
 夏大根の収穫終了後の8月に、スコップで畑起こしもどき(スコップを10~15cmピッチで差し込み、前方へ少し押し、空気を入れ、土をほぐす)をし、土壌の酸性化を改善するために牡蠣殻粉末を入れ込む。
 8月27日、キャベツ苗(早生:秋風)18株を30cm強の間隔で植え付け。苗が鳥に食われないよう寒冷紗で覆う。その後、順調に生育し、10月4日に寒冷紗を外し、テンワで西面を草叩きし、土寄せ。
 12月から順次収穫。同じ日に苗植え付けした須賀前の畑より生育が良い。有機肥料栽培時のどには玉が大きくならなかったが、まずまずの高成績であった。
 なお、1月半ば以降は腐りが来たり、鳥に突かれるものが目立ち、収穫は2月初めが最後となってしまった。

<(参考)2021年夏大根>
 3月1日、前作のキャベツは終わっており、今日、畝を草叩きし、スコップで畑起こしもどきしながら、前作と同様に牡蠣殻粉末を入れ込み。これで畝の整備は完了。
 第1弾として3月1日に「ミニ大根 四季姫」を種蒔き。第2弾として3月29日、畝の中央部に同様にして種蒔き。第3弾は5月上旬に予定。

<2021~22年冬キャベツ>
 夏大根跡を草叩きするだけで、8月29日に苗を植え付け。昨年に比べ、出来はうんと悪くなった。
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自然農法:キャベツをトマトとの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培 [自然農法:冬キャベツ]

 このブログ「チャレンジ自然農法」は、2017年春に知った「たんじゅん農」(=炭素循環農法)を主な拠りどころとしています。その「たんじゅん農」の詳細は、サイト「百姓モドキの有機農法講座」 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html をご覧ください。
 なお、「たんじゅん農」の概要と、その後に知った河名秀郎さんが勧めておられる無肥料・無農薬の「自然栽培」の概要については、このブログの最初の記事をご覧ください。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培との出会い」

 無肥料栽培に取り組むに当たって初期の土壌改良については「百姓モドキの有機農法講座」には、「窒素を多く含むものは絶対避けること。高炭素素材を入れ込むことがポイント」と書かれている。一番のおすすめは、廃菌床(茸栽培の残渣)、ついでトウモロコシの残骸や麦藁などであり、稲藁もまずまず使える、となっている。うちで簡単に手に入るのは刻み藁であり、これでいくことにした。
 なお、「たんじゅん農」に出会う少し前に、畑全体のネコブセンチュウ対策に取り組んだ。これは、サツマイモにけっこうな被害が出ていて、畑全体で輪作しているから、空いた畝に順次、土壌改良菌剤と藁を入れ込んだところである。使用した土壌改良菌剤は、「粒状YKD」(線虫捕食菌、繊維分解菌を含有)と「バイオS5」(繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有)であり、「粒状YKD」の説明書に「稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよい」とあり、そうした。また、1回の処置でネコブセンチュウは根絶できず、翌年、半量を同様にすき込むよう書かれていた。これは1回の処置で終わらせたが、サツマイモには大した効果はなかった感がした。「たんじゅん農」がうまくいけば、ネコブセンチュウもいなくなるとのことであり、「百姓モドキの有機農法講座」に“EM菌を1回だけ使う方法もあるが、よく知って使わないと逆効果となり、素人は手を出さないほうがいい”旨書かれていた。「粒状YKD」と「バイオS5」が「EM菌」とどう違うのか知らないが、似たような感じがし、少々心配である。

 さて、キャベツの栽培であるが、これはわりと簡単であるも、慣行農法だと虫が潜んでいることが多く、無肥料とすると、これが随分と防げるようである。それを期待しての無肥料栽培である。
 キャベツの栽培は、須賀前の畑と自宅前の畑の2か所で栽培しているが、ここでは、須賀前の畑におけるトマトの後作として栽培するキャベツの連作・無肥料無農薬栽培の結果を、今まで取った土壌改良の方策を中心に以下に記録しておく。

<(参考)2017年:トマト栽培(キャベツの前作)>
 2017年のトマト栽培は前作で使った残留肥料(苦土石灰の他は有機肥料)が、けっこうあるかもしれない。畝づくりは、ごく普通にビッチュウで畑起こしし、鍬で畝立てしただけで、あまり肥料を欲しがらないトマトゆえ、無肥料でいこうと思っていたが、苗の定植時に植え付け穴に牛糞を少し入れ、そして苦土石灰も振ってしまった。何も施肥しないのでは全然生育しないかもしれないとの恐れから、ついそうしてしまったところである。慣行農法が染み付いてしまっているから、こういうことになってしまった。
 なお、トマトの品種は固定種「世界一トマト」で、昨年まではお隣りさんのハウスで育苗していただいていたが、今年から自宅で冷床種蒔き(どれだけかの保温措置は取る)栽培であり、過去の経験からして冷床からでは栽培が難しく、超不作となることが多い。
 その結果は、前年に比べて若干トマトの背丈が低く、収穫量は半減(微肥料栽培の影響ではなかろう)した感がするが、冷床種蒔き栽培は、期待した以上の出来であった。

<2017~18年:トマトの後作キャベツ栽培>
 2017年トマト2畝のうち1畝で、その後作として1畝はキャベツ、もう1畝はブロッコリー&カリフラワーを完全無肥料で栽培することとした。なお、キャベツ類の畝作りにあたっては、今後は省力化のために基本的に畝を固定したいので、畝間が広いところは狭め、狭いところは広めるといった若干の畝位置の調整を行い、その作業を行うときに高炭素素材を入れ込むのがいいのだが、残念ながら藁がなくなってしまったので、雑草の枯草や枯れたトマトの残骸を畝の法面に埋め込んでおいた。
 第1弾として、8月25日、JAでキャベツ苗3品種各5株、計15ポットを購入し、定植。10月下旬から3品種とも食べ頃のものが多くなってきた。有機栽培時と変わらぬ豊作となった。
 第2弾として、種蒔きから栽培した苗を定植したがうまく育たず、10月5日に苗を購入して定植し直したが、時期が遅くなり、11月の異常低温により生育が止まり、4月には小さな玉でありながら次々とパンク。不作に終わった。
 なお、第1弾・第2弾とも、キャベツの玉に取り付いている虫は有機肥料栽培時に比べて幾分少ない感がした。

<(参考)2018年:キャベツの後作トマト栽培>
 4月下旬に東畝(キャベツ跡)は位置を少し東へ移動させたほうが畝の形が整うから、畝の東側に刻み藁をばら蒔き、ビッチュウではつり込み、若干の土移動を行った。
 その結果はというと、トマト栽培を無肥料連作という冒険をしたのだが、昨年より更に若干の収穫減となったものの、まずまずの合格点が付けられたのではなかろうか。

<2018~19年:トマトの後作キャベツ栽培>
 トマトの収穫後に後作のキャベツ類の苗定植用の畝を完成させる。畝の両サイドに溝を掘り、枯れたトマトの残骸と枯草を埋め込む。そして、スコップで「畑起こしもどき」(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10~15cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行っておいた。
 8月25日にJAでキャベツ苗3品種各5株、計15ポットを購入し、定植。9月6日に追加8株を定植。10月1日に芽を食われた苗を処分し、6株植え直し。
 12月10日に小振りの2個を初収穫。1月下旬までに小振りのものでまずまずのものを収穫終了。残りの株は皆、小さな玉であったが、3月に少しは大きくなるもパンクするものが順次出てきて、収穫分は自家消費にしかならなかった。4月半ばに収穫が終わる。このように玉は小さなものばかりとなり、不作に終わった。
 なお、キャベツの玉に取り付いている虫は有機肥料栽培時に比べて幾分少ない感がした。

<(参考)2019年:キャベツの後作トマト栽培>
 キャベツ収穫後に、スコップで「畑起こしもどき」しておいた。トマト苗は例年どおり種蒔きから冷床育苗し、例年通りの定植をしたのだが、成長は芳しくなく、収穫は7月末からほんの少々しか出来ず、超不作となった。3年連作の影響だろうか。

<2019~20年:トマトの後作キャベツ栽培>
 キャベツ購入苗の定植に当たっては、畝は休耕田から持ち込んだ枯草やこの畝で生えた雑草の枯草でけっこう覆われており、土がふわふわしていそうであるから、何もせず、枯草をかき分けての定植。
 8月25日に3品種各10株を定植。その後、欠損株は2株あり、再定植。また、芽を食われた株が何株かでたが、これはそのまま。
 暖かな11月で、12月1日に、まだ小さいが2株を初収穫。暖冬のせいか、1月に少しずつ生長。2月には出遅れていたものも小振りながら収穫できるほどに。3月も暖かく、また生長するも、パンクするものが順次出てきて、3月23日には収穫終了。この冬、ずっと暖かかったせいか、まずまずの成績を収めた。
 なお、キャベツの玉に取り付いている虫は有機肥料栽培時に比べて幾分少ない感がした。

<(参考)2020年:キャベツの後作トマト栽培>
 3月にスコップで畑起こしもどきを行い、土壌の酸性化防止のため、東畝は牡蠣殻粉末の入れ込みをした。
 スコップでの畑起こしもどきと牡蠣殻粉末入れ込みが功を奏したのか、一昨年の無肥料栽培2年目と同等以上の成績が得られた。3年前の非連作・残量肥料有りで、かつ微肥料栽培したときと同等程度の収穫のように感じられた。

<2020~21年:トマトの後作キャベツ栽培>
 後作のキャベツ購入苗の定植に当たっては、再度、スコップで畑起こしもどきし、牡蠣殻粉末を入れ込んだ。
 8月31日、2品種各15株の苗を購入し、定植。
 自宅前の畑のキャベツより4日遅れでの苗定植だが、大きく生育が遅れた。まだ玉は小さいが1月26日にやっと初収穫。3月になっても生長は見られず、どんどんパンクしだした。4月5日に収穫終了。昨年よりずっと悪い出来であった。いかにも玉が小さい。
 なお、キャベツの玉に取り付いている虫は有機肥料栽培時に比べて随分少ない感がした。

<(参考)2021年:キャベツの後作トマト栽培>
 昨年、トマトとキャベツに牡蠣殻粉末を合わせて2度入れ込んだから、今年はこれを入れず、スコップでの畑起こしもどきだけを行った。
 その結果はというと、トマト栽培は昨年より若干不作に終わった。

<2021~22年:トマトの後作キャベツ栽培>
 トマト跡は草叩きしただけで、8月29日に苗を定植。昨年と概ね同様の出来で不作であった。なお、虫は大して付いていなかった。

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自然農法:夏キャベツをカリフラワー&ブロッコリーとの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培 [自然農法:夏キャベツ]

 このブログ「チャレンジ自然農法」は、2017年春に知った「たんじゅん農」(=炭素循環農法)を主な拠りどころとしています。その「たんじゅん農」の詳細は、サイト「百姓モドキの有機農法講座」 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html をご覧ください。
 なお、「たんじゅん農」の概要と、その後に知った河名秀郎さんが勧めておられる無肥料・無農薬の「自然栽培」の概要については、このブログの最初の記事をご覧ください。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培との出会い」

 「百姓モドキの有機農法講座」には、「窒素を多く含むものは絶対避けること。高炭素素材を入れ込むことがポイント」と書かれている。一番のおすすめは、廃菌床(茸栽培の残渣)、ついでトウモロコシの残骸や麦藁などであり、稲藁もまずまず使える、となっている。うちでは、廃菌床は容易には手に入らないし、トウモロコシも麦も栽培したことはないし、破砕機もない。たっぷり簡単に手に入るのは藁(一部は刻み藁)であり、これでいくことにした。

 自宅前の畑は、南側が空いているだけで3方は建物が建っていて風通しが悪い。よって、多くの野菜には病害虫が付いたりして育ちが悪い傾向にあり、夏キャベツもそうだ。
 でも、南区画は東側にお寺の大木、西側に工場倉庫があり、かなり日射が遮られるから、真夏の日照りが避けられ、夏キャベツにとっては、まずまずの気象条件となろう。
 夏キャベツはここ数年、有機肥料栽培してきたが、なかなかうまくいかない。ましてや無肥料栽培となると、冬キャベツにあっても玉が小さくなる傾向にあり、土壌細菌叢の健全化に期待しつつ、より適した品種の選択をせねば、夏キャベツは望みなしとなる。

 夏キャベツの栽培区画は自宅前畑の南区画の西側とし、西から第1畝で固定し、経年変化を見ることにする。
 なお、有機栽培時を通して一毛作としていたが、2019年から冬作にキャベツ類(キャベツの他にブロッコリーやカリフラワー)も栽培することにした。

 南区画の西側は、2016年に8畝に直し、交互に1年休ませての作付けとしたが、2018年からは5畝で固定することとしたので、全面的に畝の立て直しを行った。
 冬に予定畝位置に刻み藁をばら撒き、ビッチュウで起こしながら枯草とともに混ぜ込んだ。次に鍬で粗畝の法面に溝立てし、藁を敷き込み、埋め戻す。これを両サイドとも行い、最後に畝間を削り上げて畝整形。
 「たんじゅん農」を行うに当たっては、土はあまりいじらないほうが良いとのことであり、こうした藁を敷き込んでの畝作りは今回だけとする。土壌菌が健全な状態になるのに、うまくいって0~3年かかるとのことであり、是非そうなってほしいものである。

<2018年:夏キャベツ>
 西から第1畝での作付け。前作はチマサンチュの一毛作。
 第1弾として3月24日苗植え付け。虫害防止ネット(寒冷紗)を第2弾、第3弾ともに、ずっと掛けて栽培。7月半ばから、小さな玉だが順次収穫。お盆には玉がパンク。
 第2弾として、種蒔きから始めたが、幼苗を定植後にネットが張ってあるのもかかわらず、虫害に遭い、ほぼ全滅し、6月8日に苗を購入し、栽培。生育が悪く、9月半ばに小さな玉であっても次々とパンク。食用になるものは極わずか。
 第3弾として、5月30日に種蒔きから始めたが、定植後にネットが張ってあるのもかかわらず、虫害に遭い、多くが絶えるも数本は生育。しかし冬キャベツより遅れる。玉は極小で食用にならず。

<2019年:夏キャベツ>
 昨年の畝で連作、無肥料2年目である。
<第1弾>
 3月3日に購入苗を8株を定植。土いじりは一切なしで、植え付け部分の春草を跳ね退けただけ。枯草で株周りを広く覆い、雑草抑え。3月19日に、葉っぱの先が鳥に突かれているのを発見し、鳥害防止ネット張り。
 6月26日、虫食いがひどいから、第2弾とともに畝に寒冷紗を掛ける。
 8月3日、過去に寒冷紗を9月末までかけっぱなしにしていたら、風が通らず、虫食いや腐敗が進んだので、猛暑になったから寒冷紗を外すことにした。成育は悪く、まだ小さな玉が巻いているだけ。
 8月27日、小さな玉だが何とか食べられる大きさになり、成育した7株中4玉収穫。その後の生育はなく、不作に終わった。
<第2弾>
 4月23日に苗8株を購入し、定植。鳥害防止ネットはなし。
 6月26日、虫食いがひどいから、第1弾とともに畝に寒冷紗を掛ける。
 8月3日、第1弾とともに寒冷紗を外す。
 9月1日、成育は悪く、ほんの少々玉が巻きだしただけで、もうこれ以上大きくなりそうがなく、全部処分。

<(参考)2019~20年:夏キャベツの後作に冬キャベツ&ブロッコリー>
 9月に、繁茂した夏キャベツ畝跡の雑草を刈ったり草叩きし、スコップで「畑起こしもどき」(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10~15cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)した後、鍬で畝の東法面に溝立てし、枯草を手で埋め込み。
 9月19日に冬キャベツとブロッコリー苗を定植。若干遅植えとなったがため、年内はキャベツは小さな玉であり、収穫できない。ブロッコリーも玉は小さい。
 異常な暖冬につき、その後の生育が良く、ブロッコリーの主花蕾、脇芽の花蕾をどんどん収穫でき、キャベツもまずまずの玉に生長した。

<2020年:夏キャベツ>
 冬野菜の収穫終了後、直ちに夏キャベツ苗を定植することとした。
 第1弾として3月1日に購入苗を12株、第2弾として3月30日に6株を植え付け(第1弾欠損株跡を含む)。第3弾として、4月18日に5株を植え付け(第2弾欠損株跡を含む)。時差栽培を目論んだが、生育は順々に同じようになり、第1弾についてのみ記録に残す。
 植え付けて早速鳥に突かれ、3月3日に防鳥ネットを張る。
 6月1日、草引きのため防鳥ネットを外し、以降、野ざらしでいく。
 7月12日、北のほう4株に木灰を散布し、生育を比較実験するも、結果、効果なし。
 8月20日、まだ小さな玉だが3個初収穫し、9月2日に小さな玉3個収穫。残りの今後の生育はまず無理で、後作(カリフラワー、ブロッコリー)の準備のため、処分。

<(参考)2020~21年:夏キャベツの後作にカリフラワー&ブロッコリー>
 9月に、夏キャベツ畝跡の雑草を刈ったり草叩きし、スコップで「畑起こしもどき」。そのとき牡蠣殻粉末を入れ込む。
 9月12日に、カリフラワー&ブロッコリー合わせて17株(ブ7、カ10)を交互に植え付け。
 12月にそれぞれ主玉(花蕾)を各1個ずつ収穫できたが、その後の生育は悪く、正月頃から鳥に葉っぱを突かれ、丸裸の状態。そのためブロッコリー脇芽の蕾も生育が悪い。

<2021年:夏キャベツ>
 昨年と同様に冬キャベツ類(今回はブロッコリーとカリフラワー)を栽培した跡に、夏キャベツ苗を定植することとした。
 第1弾を2月28日、第2弾を3月29日に、第3弾を5月3日に苗購入し、定植した。
 ここ2年、畝を一切いじっていないので、植え付けに先立ち、2月28日、1畝全部をスコップで畑起こしもどき(スコップを10~15cmピッチで差し込み、前方へ少し押し、空気を入れ、土をほぐす)をした。そのとき、牡蠣殻粉末を入れ込んだ。これで、どれだけかアルカリ土壌に変わってくれよう。
 毎年、初期に鳥害に遭うので、定植後、すぐに猫除けネットで防鳥トンネルを畝全体に張る。
 時差栽培しても収穫期に大した差がでず、逆転するものも出た。これは苗の影響であろう。8月20日過ぎには腐りも出てきて、小さな玉しか収穫できなかった。昨年同様に不作である。

<(参考)2021~22年:夏キャベツの後作にカリフラワー&ブロッコリー>
 夏キャベツ終了後、草叩きするだけで、8月29日にブロッコリー約半分、カリフラワー約半分で苗を定植。他の場所の作付け同様に、どういうわけか生育が芳しくなく、不作に終わった。なお、2月になってから、葉っぱを全部鳥に突かれてしまった。

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自然農法:カリフラワーをトマトとの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培 [自然農法:カリフラワー]

 このブログ「チャレンジ自然農法」は、2017年春に知った「たんじゅん農」(=炭素循環農法)を主な拠りどころとしています。その「たんじゅん農」の詳細は、サイト「百姓モドキの有機農法講座」 http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html をご覧ください。
 なお、「たんじゅん農」の概要と、その後に知った河名秀郎さんが勧めておられる無肥料・無農薬の「自然栽培」の概要については、このブログの最初の記事をご覧ください。
「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培との出会い」

 無肥料栽培に取り組むに当たって初期の土壌改良については「百姓モドキの有機農法講座」には、「窒素を多く含むものは絶対避けること。高炭素素材を入れ込むことがポイント」と書かれている。一番のおすすめは、廃菌床(茸栽培の残渣)、ついでトウモロコシの残骸や麦藁などであり、稲藁もまずまず使える、となっている。うちで簡単に手に入るのは刻み藁であり、これでいくことにした。
 なお、「たんじゅん農」に出会う少し前に、畑全体のネコブセンチュウ対策に取り組んだ。これは、サツマイモにけっこうな被害が出ていて、畑全体で輪作しているから、空いた畝に順次、土壌改良菌剤と藁を入れ込んだところである。使用した土壌改良菌剤は、「粒状YKD」(線虫捕食菌、繊維分解菌を含有)と「バイオS5」(繊維分解菌、病原菌抑制菌を大量に含有)であり、「粒状YKD」の説明書に「稲藁をも分解し、一緒にすき込むとよい」とあり、そうした。また、1回の処置でネコブセンチュウは根絶できず、翌年、半量を同様にすき込むよう書かれていた。これは1回の処置で終わらせたが、サツマイモには大した効果はなかった感がした。「たんじゅん農」がうまくいけば、ネコブセンチュウもいなくなるとのことであり、「百姓モドキの有機農法講座」に“EM菌を1回だけ使う方法もあるが、よく知って使わないと逆効果となり、素人は手を出さないほうがいい”旨書かれていた。「粒状YKD」と「バイオS5」が「EM菌」とどう違うのか知らないが、似たような感じがし、少々心配である。

 さて、カリフラワーの栽培であるが、これはわりと簡単であるも、慣行農法だと虫が潜んでいることが多く、無肥料とすると、これが随分と防げるようである。それを期待しての無肥料栽培である。
 カリフラワーの栽培は、須賀前の畑と自宅前の畑の2か所で栽培しているが、ここでは、須賀前の畑におけるトマトの後作として栽培するカリフラワーの連作・無肥料無農薬栽培の結果を、今まで取った土壌改良の方策を中心に以下に記録しておく。

<(参考)2017年:トマト栽培(カリフラワーの前作)>
 2017年のトマト栽培は前作で使った残留肥料(苦土石灰の他は有機肥料)が、けっこうあるかもしれない。畝づくりは、ごく普通にビッチュウで畑起こしし、鍬で畝立てしただけで、あまり肥料を欲しがらないトマトゆえ、無肥料でいこうと思っていたが、苗の定植時に植え付け穴に牛糞を少し入れ、そして苦土石灰も振ってしまった。何も施肥しないのでは全然生育しないかもしれないとの恐れから、ついそうしてしまったところである。慣行農法が染み付いてしまっているから、こういうことになってしまった。
 なお、トマトの品種は固定種「世界一トマト」で、昨年まではお隣りさんのハウスで育苗していただいていたが、今年から自宅で冷床種蒔き(どれだけかの保温措置は取る)栽培であり、過去の経験からして冷床からでは栽培が難しく、超不作となることが多い。
 その結果は、前年に比べて若干トマトの背丈が低く、収穫量は半減(微肥料栽培の影響ではなかろう)した感がするが、冷床種蒔き栽培は、期待した以上の出来であった。

<2017~18年:トマトの後作カリフラワー栽培>
 2017年トマト2畝のうち1畝で、その後作として1畝はキャベツ、もう1畝はブロッコリー&カリフラワーを完全無肥料で栽培することとした。なお、キャベツ類の畝作りにあたっては、今後は省力化のために基本的に畝を固定したいので、畝間が広いところは狭め、狭いところは広めるといった若干の畝位置の調整を行い、その作業を行うときに高炭素素材を入れ込むのがいいのだが、残念ながら藁がなくなってしまったので、雑草の枯草や枯れたトマトの残骸を畝の法面に埋め込んでおいた。
 9月2日、9日にJAで購入したカリフラワー苗16株を定植。ブロッコリーと同じ畝。
 11月10日に先植え分がもう食べ頃となり、2個を初収穫。ヨトウムシだろうか、切り取ったところ、どちらにも1匹いた。葉っぱも例年どおり虫食いがある。1週間後に2回目の収穫。被せておいた葉っぱを除けると大きなヨトウムシらしきものがいたり、小さな青虫がいたりする。また、収穫した玉の軸周りに糞が多く、ヨトウムシらしきものが少なくと1匹はいる。「たんじゅん農」が成功すれば虫が食わなくなるというが、今年はほど遠い。
 11月22日に後植え分が1個食べ頃に。いるいるヨトウムシらしきもの。早めにドンドン収獲。1月7日には、まずまずの大きさのもの1個を収獲し、残りはごく小さなもの1株(2月11日には少しだけ大きくなり収穫)だけ。
 有機肥料時とさほど変わらぬ成績であった。

<(参考)2018年:カリフラワーの後作トマト栽培>
 ブロッコリー&カリフラワーの収穫終了後、ブロッコリーの残骸を鎌で切り刻み、畝全体にばら撒き、そして刻み藁を若干ばら撒き、腐敗(発酵)を促すために、鍬で畝間から土を削って被せる。
 後作はトマト栽培を無肥料連作という冒険をしたのだが、昨年より更に若干の収穫減となったものの、まずまずの合格点が付けられたのではなかろうか。

<2018~19年:トマトの後作カリフラワー栽培>
 トマトの収穫後に後作のブロッコリー&カリフラワーの苗定植用の畝を完成させる。畝の両サイドに溝を掘り、枯れたトマトの残骸と枯草を埋め込む。そして、スコップで「畑起こしもどき」(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10~15cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行っておいた。
 9月6日に第1弾として8株、9月16日に第2弾として8株を畝(ブロッコリーと共用畝)の北側半分ほど定植。
 11月25日に1玉を初収穫。昨年より2週間遅れ。キャベツは1か月遅れだったが、カリフラワーも遅れた。昨年は11月が異常低温で、今年は異常高温なのに、どうして収穫が遅れたのか、全く解せない。残留肥料が完全に切れたからだろうか。
 12月2日に2玉目を収穫。けっこういい玉が出来つつあり、その後、順次収穫し、遅れた第2弾は1月になってから順次収穫。月末には全部収穫終了。無肥料栽培でも好成績を収め、昨年以上であり、有機肥料栽培時と遜色ない。

<(参考)2019年:カリフラワーの後作トマト栽培>
 ブロッコリー&カリフラワー収穫後に、スコップで「畑起こしもどき」しておいた。トマト苗は例年どおり種蒔きから冷床育苗し、例年通りの定植をしたのだが、成長は芳しくなく、収穫は7月末からほんの少々しか出来ず、超不作となった。3年連作の影響だろうか。

<2019~20年:トマトの後作カリフラワー栽培>
 カリフラワー購入苗の定植に当たっては、畝は休耕田から持ち込んだ枯草やこの畝で生えた雑草の枯草でけっこう覆われており、土がふわふわしていそうであるから、何もせず、枯草をかき分けての定植。
 9月1日に、畝の北からJAで買ったカリフラワー苗15株を定植。ブロッコリーと同じ畝で概ね半々の栽培。その後、ネキリムシ被害が目立ち、欠損4株あり、順次再定植。
 12月1日に2玉だけ真っ白く大きくなり、食べごろになって収穫。他の株は、葉っぱは十分に生育したものの、花蕾は全部が色が付いたおかしな玉。玉が締まっておらず、ボソボソした玉でぱっとしない。かつ、大半は小さな玉にしか成育せず。12月末に処分。
 全くの不作であったが、苗が悪かったのではなかろうか。

<(参考)2020年:カリフラワーの後作トマト栽培>
 3月にスコップで畑起こしもどきを行い、土壌の酸性化防止のため、東畝は牡蠣殻粉末の入れ込みをした。
 スコップでの畑起こしもどきと牡蠣殻粉末入れ込みが功を奏したのか、一昨年の無肥料栽培2年目と同等以上の成績が得られた。3年前の非連作・残量肥料有りで、かつ微肥料栽培したときと同等程度の収穫のように感じられた。

<2020~21年:トマトの後作カリフラワー栽培>
 後作のブロッコリー&カリフラワー購入苗の定植に当たっては、再度、スコップで畑起こしもどきし、牡蠣殻粉末を入れ込んだ。
 8月31日に購入苗のカリフラワーを15株定植。同じ畝にブロッコリーも定植。
 11月22日、1玉は小さいがばらけだしており、収穫。生育は良く、残りの半数はそろそろ食べ頃になり、1週間後に5玉収穫。12月6日にはほぼ収穫終了。
 今年は昨年とは真逆で、立派なカリフラワーばかりが採れた。

<(参考)2021年:カリフラワーの後作トマト栽培>
 昨年、トマトとキャベツ類に牡蠣殻粉末を合わせて2度入れ込んだから、今年はこれを入れず、スコップでの畑起こしもどきだけ行い、様子を見ることとする。

<2021~22年:トマトの後作にカリフラワー&ブロッコリー栽培>
 トマト跡は草叩きしただけで、8月29日にブロッコリー約半分、カリフラワー約半分を苗定植。他の場所の作付け同様に、どういうわけか生育が芳しくなく、不作に終わった。なお、2月になってから、葉っぱをかなり鳥に突かれてしまった。
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